2024.03.01

地域の魅力と情報を届ける
五日市まちづくり通信

五日市活性化戦略委員会
 

五日市活性化戦略委員会
副会長 金久保誠さん
2024年1月取材【広報たまちいき130号掲載】

 

 東京の西側に位置するあきる野市・五日市地区は、秋川渓谷が近く、豊かな自然に彩られた地域です。

 新宿から電車でJR五日市線武蔵五日市駅まで約1時間。都心への通勤・通学圏内でありながら、美しい山々や川が身近にある、暮らしやすい場所です。

 五日市活性化戦略委員会は、この地域の魅力を広く伝えようと、あきる野市の支援のもと様々な活動をしています。

「五日市活性化戦略委員会は五日市・増戸地区周辺の事業者によって構成されています。活動は新聞・SNSによる情報発信やイベントの開催など様々で、それぞれ担当するグループに分かれて取り組んでいます。メンバーの業種も様々で、美容師さんや農家さんなどもいて、本業と違うところで皆がんばっています」と同委員会副会長の金久保誠さん。

 その代表的な活動である「五日市まちづくり通信」は、偶数月に発行される新聞です。新しくできた店舗の紹介やイベントの告知など、地域のトピックが取材記事になっており、委員会メンバーの他に、地域住民によるボランティアスタッフも多数参加して制作しているそうです。

「配布は商店会の方にご協力いただいています。各店舗や市役所の他、一部は近隣の住宅にもポスティングするなど、できるだけ地元の方々に届くように試行錯誤しています。この地域にはシニア層も多いので、紙媒体での配布もしています。また、若い層に向けては、Facebookやnote、Instagramなどを使って発信し、地域内の情報を広く伝えられればと考えています」

 新聞では掲載できる情報量が限られ、地域内の取り組みをすべてカバーできないため、SNSではさらに多くの情報を集めて、頻度高く発信しています。地域の方から「がんばってください」と応援メールが届くこともあるそう。

「五日市は季節によって景色が変わる美しい場所です。この魅力を多くの人に伝えていきたいですね」と話してくれました。

 

偶数月に発行される「五日市まちづくり通信」。
活動開始から3 年ほど経った今、地域の人が発行を楽しみに待つ媒体に。



五日市ひろばで開催されたファーマーズマーケット。
五日市では食べられないものを扱ったキッチンカーや、地域内のダンス教室などによるショーも披露される。



東京郊外での起業・開業や、東京の田舎暮らしを検討している人に向けた「空き店舗見学会」。
年に一度、開催されている。

 


五日市まちづくり通信(Facebook)


五日市まちづくり通信(note)



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