2024.01.01

物件マッチングとマルシェで
青梅のまちを盛り上げる

一般社団法人こーよ青梅
 

一般社団法人こーよ青梅
事務局長 瀬尾 卓磨さん(写真左)
事務局 田中 志緒利さん(写真右)
2023年11月取材【広報たまちいき128号掲載】


 青梅市では2016(平成28)年から「青梅市中心市街地活性化基本計画」を実施し、まちの再生に向けて様々に取り組んできました。

 そのなかで、まちのマネジメントを推進する組織として活動してきた株式会社まちつくり青梅が、2023年3月の同計画終了後の6月に解散し、一般社団法人こーよ青梅が新たに設立され、活動を引き継いでいます。

「私たちの活動のなかで大きな柱となっているのが、空き店舗の活用を目指して、物件のオーナーと新規開業をされる方とをつなぐ『青梅アキテンポ不動産』です。以前は市街地を対象としていましたが、現在では青梅市全域へと範囲を広げて取り組んでいます」と事務局の瀬尾卓磨さんと田中志緒利さん。

 この事業では一般的な不動産店に出ていない物件をリサーチし、持ち主と直接交渉を進めて賃貸物件へとつないでいます。また同時に、物件を求めている人に向けて各物件の可能性が伝わるよう情報発信を行うとともに、空き店舗見学会を開催する、創業支援センターにつなぐなど、コミュニケーションをしっかりとりながら、マッチングをサポートしています。これまでに20件以上が成約となり、空き店舗だった場所に新たな店がオープンし、地域住民からは「若い人が増えたね」との声が聞こえてくるのだそうです。

 同社の事業にはもう一つ大きな柱「おうめマルシェ」の運営があります。かつて青梅駅前にあったスーパーが撤退することになり、買い物難民が増えることを防ぐべく2015(平成27)年にスタートしたとのことですが、現在では青梅市内外から多くの人が訪れる人気マルシェとなっています。

「社名の『こーよ』は、『来なよ』という意味の昔からこの地域で使われている言葉です。この言葉に願いを込めて、人がたくさん集まるまちを目指して取り組んでいます」と話してくれました。

 


成約になった物件のbefore-afterをHPやnoteで詳しく紹介している。




毎年3~12月の第3日曜日に開催される「おうめマルシェ」。
キッチンカーやアートクラフト、ハンドメイド雑貨など様々な店が立ち、たくさんの人で賑わう。


青梅市内で毎週末開催されているマルシェにて、ビールが100円引きとなるお得なリユースカップ。
詳しくはQRコードにて。


青梅駅徒歩3分の「ガチャと自販キコーナーjihan de おうめマルシェ」では、マルシェの商品が自販機で購入できる。

 

 

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