福引き&謎解きゲームで人気度・認知度アップ!
上布田商栄会
会長 田中 和己さん(写真左)
役員 大前 勝巳さん(写真右)
2023年8月取材【広報たまちいき125号掲載】
上布田商栄会は京王線調布駅周辺にある、設立から70年ほどの古い商店会です。多くの商店会が会員数の減少に悩むなか、交通の便が良くにぎやかな場所柄から年々会員数が増え、現在120店ほどが加盟しています。
また、この商店街の人気に大きく貢献しているのが、毎年秋に行われる「福引大会&謎解きゲーム」です。今年で12回目となるこのイベントは、商店街を回遊しながら謎を解いて、福引券をゲットするというもの。道中ではお店の方にヒントを教えてもらうなどコミュニケーションが生まれ、参加者にお店を覚えてもらう仕組みです。
「もちろん、一般的な福引のように商店街で買い物をして福引券をもらうこともできますが、それでは子どもたちが参加しにくいですよね。そこでこのイベントでは、謎を解くことでも福引券をもらえるようにしているんです」と同商店会会長の田中和己さん。福引の賞品が人気製品ということも話題になり、年々参加者が増えているのだそうです。
「謎」を考えているのは「調布謎倶楽部」として活動する謎解きの専門家。江戸末期頃、このエリアでは養豚事業の収益で子どもたちに無料で教育を行っていたことから、その歴史と「上布田(かみふだ)」という音の響きをかけて、ブタがキャラクターとなって謎が展開されます。
「キャッチーでストーリー性のある謎解きが楽しいようで、最近では、遠方から足を運んで参加してくださる方も少なくありません」と役員の大前勝巳さん。
今年のイベントタイトルは「上ブタ商栄会とブヒチューバーの軌跡」。福引券の配布期間は2023年9月15日〜10月21日、最終日には福引大会が行われます。問題用紙は、同商店会の加盟店で配布中です。
みなさんもぜひ参加して、人気製品獲得にチャレンジしてみませんか。
ブタのキャラクターが毎年登場して、謎解きを盛り上げる。
このイベントの準備は、毎年春頃からスタート。時間をかけて楽しいイベントに!
写真はコロナ禍が落ち着き、3 年ぶりの開催となった昨年の運営スタッフの集合写真。