2023.06.27

キラリと光る存在感!
地域の「素敵」を集めたお店

まちテナ西東京
 

まちテナ西東京
店長 中村 麻美さん

2022年12月取材【広報たまちいき117号掲載】

 西武新宿線田無駅の改札横にある「まちテナ西東京」は、西東京市と近隣エリアでつくられた食品や飲料、クラフト製品などが集められたアンテナショップです。この店は、国の地域再生計画に基づく「西東京市駅前情報発信プロジェクト事業」の採択を受け、2020年4月にオープンしました(現在はFM西東京が運営)。折しも新型コロナウイルスが蔓延し始めた頃で、オープン数日後には緊急事態宣言となり、大々的なPRができなかったとのことですが、自粛期間に行き場がなくなってしまった給食野菜を引き受けて販売したり、近隣の大型店でポップアップショップを展開するなど地道な活動が実を結び、現在では多くのファンを獲得している人気店です。

「田無は新宿まで20分とアクセスの良い場所ですが、近年はコロナの影響で電車に乗って買い物に行きにくくなってしまいました。そんななか、ちょっとした手土産や贈り物、自分へのご褒美的な上質の物を地元で買えるということに、この店の価値を感じてくださっていると思います」と同店店長の中村麻美さん。

 その言葉通り、妥協なく厳選された数々の商品がショップの個性をしっかりと打ち出しています。店頭に並ぶ野菜は、土づくりからこだわった朝採りのものや新品種のめずらしいものなど、生産者の心意気が宿ったものばかり。店内にはコンセプトが明確なブランド力のある商品が並び、その一つひとつの魅力が手書きのポップカードで紹介されています。

「当店の様々な商品を詰め合わせてオリジナルギフトをつくることも可能です。ぜひ利用してほしい」と中村さん。

 また、ショップの奥にはFM西東京のサテライトスタジオがあり、ラジオ放送が行われています。このスタジオは一般の方にも貸し出しており、動画配信や音声録音などに使用できるのだそうです。

ライトアップされた棚には、地域の商品の他、福島など姉妹都市のものも並ぶ。また、棚の一部はレンタルすることもできる。

 


日替わりで契約農家から届けられる新鮮野菜には固定ファンが多く、すぐに売りきれてしまう。

ハンドメイドの一点物や、一般販売されていない茶席用の「琥珀糖」など入手しにくい希少なお菓子も。

◎まちテナ西東京 ホームページ https://machitenna.com/

 

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