商店街と地域住民が
阿波踊り大会を盛り上げる
久米川中央通り商店会
会長 中島 功さん(右)
東村山久米川阿波踊り大会 実行委員長
首藤 もと子さん(左)
2022年8月取材【広報たまちいき113号掲載】
西武新宿線久米川駅南口から徒歩4分、西武多摩湖線八坂駅から徒歩5分。「久米川中央通り商店会」は両駅を結ぶ「ウイング通り」沿いにあります。
2022(令和4)年10月22日、同商店会主催の「東村山久米川阿波踊り大会2022」が開催されます。この大会は通常8月に行われる久米川エリアの夏の風物詩で、観客約2万人にも上る大人気イベント。2020年と2021年はコロナ禍で中止を余儀なくされましたが、2022年は開催を秋に延期し、準備をおこなってきました。
「久米川阿波踊り大会のはじまりは約45年前ですが、過去に一度、存続の危機がありました。そのときは5年ほど中止期間があったものの、地元の踊り手たちの熱い思いで『久米川駅前阿波踊り大会を復活させる会』が発足しました。そのとき、主催者として久米川中央通り商店会が受け皿になってくださったからこそ、現在も続けられています。このお祭を地域の方たちと一緒に盛り上げて、次の世代のチャレンジを後押しできるような環境づくりを目指したいですね」と東村山久米川阿波踊り大会実行委員長の首藤もと子さん。復活以来、開催に必要な、市や商工会、警察など各所との調整は商店会が行い、実際の企画・運営は実行委員会が行うというように、タッグを組んで進めているのだそうです。
「私たちは加盟店33店舗の小さな商店会です。多くの店主が高齢化していますが、阿波踊り大会が復活してから、実行委員会の若い人たちとも交流が増え、開催に向けて一体感も出てきました。若い人たちにとっても、地域を見直す良いきっかけになったと思います」と同商店会会長の中島功さん。
阿波踊り大会がつなぐ多世代間交流が、地域のにぎわいを生み出しています。
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